こんにちは。ORIONです。
2019年の6月11日(火)に神奈川県教育員会は、令和2(2020)年度の県内公立高校入学者選抜の選考基準を公表しました。今の、中学3年生が受験する来春の入試ですね。最新ニュースとしてお伝えします。(2019年6月14日執筆時点)
これはしっかりチェックしよう!
ズバリ変更点は?
1次選考の変更
1次選考における内申・学力検査・面接の比率(特色検査を除く)を変更したのは3校でした。変更点は以下の通りです。
・市立川崎(生活科学)は内申重視に変更
(内申・学力検査・面接)
=3:4:3 ➡ 4:4:2
・平塚湘風は内申重視に変更
(内申・学力検査・面接)
=4:3:3 ➡ 5:3:2
・厚木東は学力重視に変更
(内申・学力検査・面接)
= 5:3:2 ➡ 4:4:2
2次選考の変更
2次選考で「学力検査:面接の比率」を変更したのは、市立横浜商業(スポーツマネジメント)の1校のみですね。
・市立横浜商業(スポーツマネジメント)
学力重視への変更 2:8➡3:7
特色検査はどうなるの?
学力向上進学重点のエントリー校のうち10校(川和・光陵・横浜平沼・横浜緑ヶ丘・多摩・鎌倉・茅ヶ崎北陵・小田原・大和・相模原)が、特色検査(自己表現)を「共通問題と共通選択問題」を用いて実施することになりました。
これは、やっぱりな、という感じです。ただし、横浜緑ヶ丘高校と多摩高校を除いて、選考に占める割合は「1」となっています。
変更がなかった高校も併せて確認すると、厚木、多摩、柏陽、翠嵐、緑が丘の比率が「2」で、他が「1」という事なのね。
評価の観点も全校統一になったみたいだね。
あと、横浜国際は本体もバカロレアコースも特色検査の評価の観点が変更されたみたいね
新たに特色検査を導入する高校
・自己表現を2に設定
(1次選考、2次選考とも)
➡多摩
・自己表現を1に設定
(1次選考、2次選考とも)
➡川和、光陵、横浜平沼、鎌倉、
茅ケ崎北陵、小田原、大和、相模原
その他特色検査の変更
その他には、以下の変更がありました。志願者は、チェックしておきましょう。
★自己表現を自校作成から共通に変更
➡横浜緑ヶ丘
★比率変更(1次選考)実技を5⇒4
➡厚木北(スポーツ科学)
★比率変更(2次選考)
・自己表現を2⇒1 平塚江南
・実技を5⇒4 厚木北(スポーツ科学)
新しく誕生する高校は?
令和2(2020)年度に再編統合により新たに誕生する高校(全日制)は下の4校です。いよいよ来春から募集が開始されますよ。
・氷取沢・磯子
➡ 横浜南西地域普通科高校
・平塚農業・平塚商業
➡ 中・県西地域専門学科高校
・横須賀明光・大楠
➡ 横須賀三浦・湘南地域普通科・専門学科併置高校
・弥栄・相模原青陵
➡ 県央・相模原地域普通科・専門学科併置高校
重点化の導入・変更・廃止はあるの?
内申や入試得点の重点化についての変更点は以下の通りです。これも志願者は要チェックですね。
重点化の導入
横浜清陵…調査書の重点化
➡国数英のうち高い1教科×2
重点化の変更
麻生…調査書の重点化
➡音美のうち高い1科目×1.2 ⇒ 音×1.2、美×1.2
市立川崎(生活科学)…調査書の重点化
➡技家×1.5 ⇒ 技家×2
重点化の廃止
伊志田、海洋科学(一般・船舶運航)は重点化を廃止
下の「高校受験案内」はとても詳しく学校情報が載っています。
学校選びのバイブルとして使っている生徒も多くいます。
まとめ
学力検査は2月14日。合格発表は2月28日です。志望校の情報をチェックしたら、あとは勉強あるのみ!頑張ろう。
尚、各高校の選考基準は神奈川県教育委員会のHPに記載されています。しっかりチェックしましょう。