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四角い消しゴムはもう古い。常識を破れ!

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「使われ続けるには理由がある」という言葉がピッタリのMONO消しゴム。まさに消しゴム界のスタンダードです。受験勉強だけでなく、仕事でも必ず使う筆記具。毎日使うからこそ、そのチョイスは大切ですよね。自分の気に入った筆記具ならテンションも上がり、やる気も出てきます。だから機能だけじゃなくて、見た目も大事。そこで今回のテーマは「消しゴム」です。受験勉強にオススメの消しゴムを紹介しますよ。

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出典:株式会社トンボ鉛筆HP

消しゴムと言えば「MONO」

まずは定番の四角い「MONO消しゴム」

MONO消しゴムは消しゴム界のスタンダードです。誰でも一度は手にしたことがありますよね。1969年発売ですから、何と発売から50年も経っているそうですが、今も愛用者が多いロングセラーです。シンプルで使い勝手が良く、何より良く消えると評判。その良さは、ここで私が力説するまでもないでしょう。誰もが納得の信頼品質です。そう、この「モノストライプ」と言われる青・白・黒の四角い消しゴムを見ると、すごく安心します。 もちろん私も使っています。

 「モノストライプ」の秘密

MONO消しゴムは、1967年のトンボ鉛筆創立55周年記念鉛筆を発売した時の附属品として発売されたそうです。最初はオマケ扱いだったんですね。それが、「良く消える」と評判になり、1969年に独立商品として堂々と発売されました。そして、そのころからこの青・白・黒のストライプだったそうです。なぜ、このデザインだったのでしょうか?

 その理由は2つ。

 ひとつ目の理由は、「長方形」という形を生かすために「旗」のデザインを採用したという事です。言われてみれば、どこかの国旗にありそうなデザインですよね。そして、青・白・黒という3色のバランスも素晴らしい。誰からも嫌われない配色ですし、男女で好みが分かれるようなこともないような気がします。絶妙ですよね。この3色の配色は、「色彩のみからなる商標」としての第1号の登録だそうです。ちなみにセブンイレブンのオレンジ・緑・赤の3色が第2号の登録だそうです。なるほど、どちらもインパクトある配色ですね。妙に納得しちゃいます。

 もう一つの理由は、「目立つから」という事。確かに、文房具屋の店頭で見たときに、このシンプルなストライプは目につきます。小さな商品だからこそ、店頭で目につきやすい目立つデザインとして考えられたのですね。 また、ストライプには、物を大きく見せる効果もあるそうです。よく考えられていることに、改めて感心してしまいます。

細部へのこだわり

MONO消しゴムは細部までこだわって作りこまれています。下の写真をよく見てください。分かりますか?ケースの角の部分が微妙に丸くなっているんです。

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出典:株式会社トンボ鉛筆HP

この角の丸みを帯びたカットがあることに皆さんは気が付いていましたか?良く見ないと気が付かないですよね。「Uカット」って名前もついているそうです。では、この「U」カットは何のためについているのでしょうか?

 実はこれ、ユーザーからの提案で採用されて作られたそうです。ケースの角が消しゴム本体に食い込んで、割れたところにさらに力が加わって消しゴムが割れてしまう、それを何とかしてほしいというユーザーの声に応える形で採用されました。確かに違うメーカーの消しゴムで、ケースに引っかかってもげてしまう事ってありますよね。でもMONOなら大丈夫。さすがです。

定番で安心。「使われ続けるには理由がある」という言葉がピッタリのMONO消しゴムだね。

新登場の「モノスティック」!

さて、いよいよ「モノスティック」の紹介です。消しゴムと言えば直方体ってイメージですよね。私もそう決めつけていました。スティック型が最近あるなあ、と知ってはいましたが、「やっぱり四角が使いやすいよな」とか「消えれば形はどうでもいいし」とか考えて、あまり気にしていませんでした。でもね、違うんですよ。使ってみれば分かります。スティック型って、思った以上に素晴らしいのです。本当に感動してしまったので、これからその素晴らしさを語っていきますよ。

 スマートにペンケースに収まる!

モノスティックは「ペン型」です。ペン型という事は、当たり前ですが他の筆記具と同じ形状です。だからペンケースにスマートに収まるのです。

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出典:株式会社トンボ鉛筆HP

なんか、「消しゴムだけ四角くて、収まり悪いなー」って思っていませんでしたか?シャーペンも定規もボールペンも長細いのに、消しゴムだけ四角いことの違和感。でも昔からそうだったし、あきらめていたのも正直なところですが、一度ペン型を使って、その収まりの良さに慣れてしまうと、もう四角いいゴムには戻れなくなってしまいます。特に最近は、縦に立てられるペンケースなんかもありますね。そこに四角い消しゴムだと取り出すのが大変。でも、ペン型ならシャーペンと同じようにサッと取り出せるのです。これだけでも、勉強するのが楽しくなってきます。

私も縦型ペンケースだから、ペン型の消しゴムはうれしいわ。

転がらない!

小さいけど、うれしい配慮。さすが、細部にこだわるMONOクオリティです。転がり止めがちゃんとついていて、転がってしまう心配もありません。試験中にコロコロ転がってしまったら大変ですからね。

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出典:株式会社トンボ鉛筆HP

ちなみにクリップレスにもなっていて、ペンケースの中でかさばらないのも嬉しいところ。

マークシートにもピッタリ

消しゴムサイズは、直径6.7ミリで、長さは1006ミリ。この直径6.7ミリが絶妙なんです。マークシートの試験なら、細かなところも狙って消せます。

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出典:株式会社トンボ鉛筆HP

さらに、ノートのA罫でもB罫でも大丈夫。どちらでも1行にピッタリ合うサイズだから、1文字からサッと消せるのです。四角い消しゴムが、丸くなってくるとこれが難しかったんですよね。そして、消しゴム自体は本家のMONO消しゴムと同じだから、字を消す性能も安心です。

デザインもカッコいい!軸の色は3色!

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出典:株式会社トンボ鉛筆HP

軸の色はMONOストライプ、ブルー、ピンクの3色。ここは好みですが、私はやっぱり「MONOストライプ」を選びました。MONOって感じが安心するんですよね。また、ピンクとブルーはそもそも透明ですが、MONOストライプも軸には透明部分があります。この軸の透明部分を見れば、消しゴム残量が一目で分かるのです。そして、消しゴムがなくなったら、消しゴムの替え芯を買って交換すればいいので、経済的でエコなところもおススメのポイントですね。

まとめ

いかがでしたか?
「MONO」はギリシャ語の「MONOS(モノス)=唯一の」という言葉が語源なんだそうです。ド定番ですが、いいものはいいですよね。まさに「使われ続けるには理由がある」という事を実感します。

そして昔ながらの四角い消しゴムの安心感もいいのですが、スティック型も進化して、とても使いやすくなっていることもお分かりいただけたと思います。トンボ鉛筆さんからは、他にもスティック型の消しゴムとして「モノゼロ」とか「モノワン」とかもあるのですが、個人的な感想としては、細すぎて広い部分を消しにくかったり、形状が短くてペンケースの収まりが悪かったりする気がしてしまいます。その点、今回ご紹介したモノスティックは、機能もデザインも一番バランスが良いので、私は一番のお気に入りです。四角い消しゴムから脱却して、スティック型の消しゴムも、是非一度試してみてくださいね。