時計の針って面白くて、長針と短針は1時間に一度、出会うそうです。
1時5分頃、次に2時10分頃、そして3時15分頃というように。
そうやって出会って、長針が追い越して、またしばらくすると追いついて。
キングコングの西野さんが、近畿大学の卒業式で行ったスピーチの一部です。
長針と短針は、毎時間重なるんですけど、11時台だけは重ならない。
短針が逃げ切ってしまうのです。
そして、次に重なるのは12時ピッタリ。
鐘がなるときです。
何が言いたいのか、伝えたいメッセージは
「鐘が鳴る前は報われない時間がありますよ」という事です。
がんばっても追いつけない、報われない時間がある。でもその先で、必ず鐘が鳴る。
誰の人生にも11時台は必ずある。でも大丈夫。
時計の針は必ず重なります。
・・・というスピーチでした。
僕は西野さんが特別好きなわけではないけれど、
お笑いから始まり、絵本作家になって、映画つくりにも挑戦していて、
ディズニーを超えたいとか語っている生き方は、すごいなあと思う。
確かに人生はいいときばかりではなくて、それは僕みたいに平凡な人間でも同じで、
いいこともあれば悪いこともある。
良くないことが続いているときに、絶望するのではなくて、必ずそこから抜け出せるんだ、と信じる気持ちが大切なのですね。きっと。
今は11時台、もうすぐ鐘が鳴るぞ、と思う気持ちを持つこと。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
時計の針は必ず重なる、そう思って今日を過ごしていこう。