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受験生と受験生の親は必見!『集中に関する知識』パート2 15個のあれこれ。

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こんにちは。ORIONです。

集中に関して、「10個のあれこれ」という記事を以前書きましたが、今回はそのパート2です。集中に関する内容を勉強に特化し、さらに具体的に掘り下げていきます。集中力を身に付けることは、成績を上げるだけではなく、豊かに人生を送ることにもつながります。「俺、集中力ないんだよなー」と簡単にあきらめている生徒たちに、集中力は天性のものではなくて、正しく行動することで高められるんだよ、ってことを教えてあげたいと思っています。是非、読んでみてください。

 

 

~勉強開始前~

 1.モノが散らかっている部屋や机は集中力を奪う。

・机の上や部屋がきれいに保たれていないと、勉強に向かう集中力は下がり、合わせて自己コントロール機能も低下するので、家族とケンカしやすくなるなどのデメリットが生じます。部屋や机をきれいな状態に保っておく「片付け」は、集中力を起動するスイッチになるのです。勉強の前には、まず片付けをしてみましょう。

 

2.気を散らすものを視界に入れず,意識の外に追い出す。

・視界に集中したいもの以外のものが目に入ると,気が散りますよね。「集中したい対象以外何もない」という状況をつくると、自然と集中力は高まり、勉強がはかどってきます。スマホやゲーム、テレビなどを視界に入らないような環境を整えましょう。

 

3.携帯・スマホの電源を切り,鞄にしまう。

・携帯・スマホを机の上に置いている学生はダラダラと勉強し、携帯・スマホのことを一切忘れて勉強する学生は集中して勉強しているという研究報告があります。携帯・スマホには自分できちんとルールを設けて、切り癖をつけるるようにしましょう。

 

4.はじめに「やることリスト」を書くと集中できる。

・やることを書き出した「やることリスト」を作ると、目の前の課題が整理され、その後、集中して取り組みやすくなります。また,一般的に書き出した項目の中で重要な2割を集中して終わらせれば、それだけで全体の8割は終わるとも言われます。「やることリスト」を作って、優先順位の高い項目から確実に終わらせることを心がけることが集中につながっていきます。

 

5.勉強の目標には,数値(時間,ページ数,点数など)を入れると集中できる。

・「頑張る」という目標では頑張れません。「英語を頑張る」という目標を立ててもそれだけでは行動につながりにくいのです。行動に移していくためには、具体的な目標、さらに数値化された目標が不可欠なのです。英語を頑張るのなら、次のテストで何点取るのか、という数値目標を明確にして、そのためにどうするか、を考えるところがスタートラインなのです。また、「今日は5ページ頑張ろう」とか「2時間勉強しよう」とか、具体的な数値目標をいつも意識するようにしましょう。

 

6.「1つだけ」や「3つ以上」より,その日の「2大目標」を決めると集中できる。

・例えば、「英語」「数学」をやると決める。そうすれば、英語に飽きたら数学、数学が嫌になったら英語、という形で,結果的に勉強の効率が最大化されるのです。少なすぎても多すぎてもいけません。まず2つ決めて、相互にそれを頑張るようにしましょう。

 

7.脳は酸素を要求する。

・勉強は脳を酷使します。この脳が最も要求するものが「酸素」なのです。勉強を始める前に1分間窓を全開にし,部屋に十分な酸素を補充するとよいですね。小さなことですが、やってみて下さい。気持ちよく、勉強できますよ。

 

~勉強中~

 

8.「姿勢」に気をつけるだけで集中力が上がる。

・脳は体内の血液の15%が集まっています。この脳へ向かう血流と密接に関係しているのが、姿勢。姿勢が悪くなると血流が悪くなり、脳への酸素やブドウ糖の供給が妨げられ、ボーっとして集中力が低下していきます。

 

姿勢をよくすれば血流がよくなって集中力が高まりますし、脳の機能が活性化される効果もあります。長時間勉強するときは、1日に何回か、正しく座り直すとよいですね。また、15分に一度立ち上がるだけでも、脳がクリアになります。

 

9.ときどき水分を取る。

・人間の体の多くは水分が占めています。そのため、水分が無くなると集中力が下がると言われています。そんな時は、水を飲むこと、あるいは冷たい水で手や顔を洗うだけでも集中力が高まるのです。

 

10.休憩の直前や、この後しばらく間が空いたりするときは、次のことに少し手をつけておく。

・少し手をつけたことの続きから始めるほうが、一から始めるよりも集中に入りやすいって知ってた?
勉強も、きりのいいところまで終わると、ついつい休憩したくなりますよね。でも、ちょっと待った! 次の勉強を少し始めてから、休憩に入りましょう。その方が、休憩後にスムーズに続きを始められるのです。

 

11.休憩のときは目を閉じる。

・目から入ってくる情報は膨大です。そのため、目を休ませることで、脳も休ませることもできるのです。休憩の時は、目を閉じて、脳も休ませまるようにしましょう。

 

12.よい休憩は「30秒ストレッチ」。

・集中力維持のために休憩は必要です。でも、5分休憩したら、勉強の集中に戻すまで5分かかると言われています。だから、休みすぎも禁物。

 

人間は、全身の筋肉をほぐす30秒のストレッチで十分リフレッシュできるし、そのあとすぐに集中できます。良い休憩は、30秒のストレッチ、それをこまめに行うほうがいいのです。

 

~その他~

 

13.運動は、脳のリセットボタン。

・たった数分、軽い運動をするだけでも、低下した集中力を向上させ、その先の集中力の持続を助けてくれます。

 

14.できる人ほど、よく眠る。

・適切な睡眠時間とその質を確保することは,集中力を回復させる上でも,勉強で成果を出すためにも欠かせません。なぜなら、人間の脳は寝ているときに回復し、学んだことを記憶に定着させているからなのです。もちろん、疲労の回復や損傷した細胞の回復のためにも、睡眠は必須です。だから、できる人ほど、良く眠っているのです。

 

15.一日の集中力の低下を防ぐためには、多くの物事を「習慣化」することが一番。

・高い集中力を発揮しなければできなかった作業も、習慣化することで集中のためのエネルギーを使わずに処理できるようになります。「次に何をしよう」と考えているプロセスで、実はたくさんのエネルギーを消費してしまっているのです。だから、そのような意思決定をする機会を減らせば減らすほど、エネルギーを勉強に使うことができて、集中力を低下させずにすむのです。

 

まとめ

集中力は天性のものではありません。正しい知識を身につけて、正しく学習に向かうことで養っていく力です。この記事の項目を一つでも二つでも実践してみてください。「集中力、ないんだよなー」と言っている人も、きっと少しづつ変われると思います。そして、集中力を身に付けることが、成績向上に必ずつながっていきます。

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